〔 質問者 〕私は妻が肺結核のため二二年九月入信さしていただきましたが、妻は同年一二月三一日死亡。その間資格者の方に御浄霊をいただき安楽往生をとげまして、御礼申し上げます。
二二年秋、父親(本年八一歳)がお道に反対のところを光明如来様を御奉斎いたしましたために、しばらくして、まことにもったいなくも御神体を父親が隠してしまいました。「教会へ返してくるから」と言いましたら出してくれまして、その後一ヵ年くらい教会へお預けしてありました。
二五年ふたたび家にて御奉斎いたしました。二六年二月本部御参拝中、またまたどこへやら持って行かれてしまい、まことに恐れ多いことをいたしました。二度までも御無礼を働きましたことを深くお詫び申し上げ、お許しいただけますようお願い申し上げます。なお一日も早くお祀りさせていただけますようお祈り申し上げております。
また娘(二歳)が喉頭結核のようで、昨年五月より御浄霊いただいておりますが変化ありません。現在声が嗄《か》れているだけにて衰弱はしておりません。食事もふつうにいただいております。右のこととなにか関係がございましょうか。謹んでお願い申し上げます。
【 明主様 】 これは祖先からの罪穢を多く負っているので、光明如来様を拝む資格がないからであるから、一生懸命人を救い信者を一人でも多く作ることである。その徳によってある程度罪穢が減ると、拝む資格ができるから、父親が隠そうとしても隠すことができなくなる。娘さんの病気もその徳によって必ず治る。
「『地上天国』四十六号、岡田茂吉全集講話篇第十一巻p352~353」 昭和28年03月25日