▽前節から続く▽
(御論文『自然農法解説』〔序文〕朗読)〔「著述篇」第一一巻八六-八七頁〕
これは小冊子に作って、できるだけ多くの人に見せようというわけです。『地上天国』の半分の大きさで一五〇頁くらいにして、できるだけ安くして手の出しいいようにするつもりですが、細かい規約のようなものは幹部の人が相談して作ることになつてます。できたら読めばいいですが、私の考えとしては一村一支部というようにして、支部長は救世教の教会の支部長というような人が兼任してはいけないのです。これはぜんぜん別にして、信者でなくてむしろその土地の篤農家のような人がなるといいのです。それを中心として座談会とか指導ということをやるようにして行くと非常に普及が早いのです。このほうは医学革命と違って、現実にたくさんとれるのですから分かり良いのです。いま言ったような方針でやっていくつもりです。ですから農村の人を早く分からして、一村一ヵ所の支部を作るように大いに活動してもらいたいと思います。
農業の話はそのくらいにして、時間がいくらもないが、一つだけ論文を読ませます。
(御論文「平和の英雄」朗読)〔「著述篇」第一一巻四二六-四二九頁〕
△御講話おわり△
「『御教え集』十九号、岡田茂吉全集講話篇第十巻p48」 昭和28年02月25日