〔 質問者 〕自然農法のことにつきましてお伺い申し上げます。田の土起しは、春のときと田植えのときと二回しましたほうがよろしいのでございましょうか。春のときだけでよろしいのでございましょうか。
【 明主様 】それはそこの土の固さによります。土が固まりやすいときは二度やっていいし、そんな必要がないと思ったら一度でいいのです。土の具合によるのです。
【 明主様 】今日の『朝日新聞』かに、米の競争で、一等が反当り六石一斗三升二合ということが出てました。約一五俵いくらかですから、一六俵獲ればいいわけです。種にも土にも肥料を入れなければ十六俵くらいはわけはありません。
〔 質問者 〕それにつきまして御奉告させていただきます。神光会でございますが、名古屋から長野にまいります途中の瑞浪という所でございまして、汽車からよく見えます所に畳一畳くらいのトタンにペンキで「自然耕作、金肥人肥は毒だ」というようなことを書いて出しておりますが、今年は反当り一八俵でございました。今年で四年目でございます。先日その座談会の記事を提出させていただいております。
【 明主様 】来年はぜひ『朝日』に出すといいです。それは断然いいですね。
〔 質問者 〕初年度はたいして増収はございませんでしたが、二年目からめちゃめちゃに獲れました。また看板を大きくするほど多く獲れるようになりました。
【 明主様 】看板のために神様は特に多くしなければならないというわけでそうなったのです。神様はうまくやられるわけです。
〔 質問者 〕夫二人と死に別れました戦争未亡人が再婚いたしました。婚家先で死んだ二人の夫の位牌を祀ることはよろしいものでございましょうか。
【 明主様 】結構です。祀ってよろしいです。できれば仏壇は違ったほうがいいです。向こうの家のより小さくするのです。そうすると霊界で救われるから非常に喜びます。
〔 質問者 〕自然農法につきまして御礼申し上げます。四年目でございます。量は二俵程度の増加でございますが、質は市では特等で、県では一等をとり賞状をもらっております。ありがとうございました。
【 明主様 】二俵でも増えたのですからたいしたものです。
〔 質問者 〕今般『アメリカを救う』が市販となりまして、一般人で救世教に触れに来る人が多くなるものと思われますが、これは準信者とみなしまして、『栄光』新聞をいただいて間配り、また座談会を開かせていただくなどはいかがでございましょうか。
【 明主様 】結構です。大いにやってください。そういうのはみんな卵ですから、よく温めてやらなければなりません。
〔 質問者 〕自然農法の場合に、種をまくにも時期が大切と思われますが。
【 明主様 】それはそうです。土地によって違わなければなりません。
〔 質問者 〕箱根で大根をまきましたが、五日遅れても駄目でございます。ちょうど合った時期にまきますと、なにもしないのに大きくなります。
【 明主様 】それはたいへんなものです。箱根のどの辺ですか。
〔 質問者 〕ケーブルの向こう側でございます。
【 明主様 】では石はありませんね。寒い所だから大根などはちょうどいいでしょう。
〔 質問者 〕早くまいた場合は虫がつきますし、遅れた場合は伸びません。
【 明主様 】虫がつくのは種に肥毒があるのです。
△御講話おわり△