昭和二十七年八月一日 垂録12 (13)

〔 質問者 〕八歳の男子でございますが、毎晩同じ時間に舞を踊るそうでございますが、霊的でしょうか。

【 明主様 】霊です。

 

〔 質問者 〕どういう霊がそういうことをするのでございますか。

【 明主様 】いろいろあります。猫なんか多いです。それから狐。たいてい猫と狐です。

 

〔 質問者 〕赤ん坊で死んだのを祀ってないのがあるそうですが、そういうのは霊界に行って。

【 明主様 】しかしその霊は踊りとは関係ありません。しかし猫や狐のために……死んだ人間の霊にそのまま猫が憑いていて、そうすると死んだ人間の霊は畜生道に堕ちるから、それが憑く場合もある。しかし、元は猫だと、こういうことになる。しかし信仰で治ります。舞踏病というのがありますが、あれは始終踊るのです。私が先に見た舞踏病は、見ていると、ときどきこうやるのです。ちゃんと形が決まっているのです。五分くらいの間隔をおいてこうやるのです。

 

〔 質問者 〕その形と同じだそうでございます。

【 明主様 】そういう舞踏病はただ猫が踊るとかそういうのではない。そういう形をして死んだ霊です。そういう霊が憑いていると、その通りの形をするのです。それは死ぬときの形をする霊と、そういった動物霊で踊りの好きな霊……そういうのが踊っているのがあります。形によってたいてい分かります。

「『御垂示録』十二号,講話篇第六巻」 昭和27年08月01日