昭和二十七年七月一日 垂録11 (14)

〔 質問者 〕二〇歳の娘を信者さんが御浄霊いたし、御浄化は終わりましたが、その後酒を一升くらい飲むようになり、飲みましても平然としております。

【 明主様 】おかしいな。それはあべこべだ。たいへんな霊が憑いているんです。

 

〔 質問者 〕平素は少し薄ぼんやりいたしております。

【 明主様 】続けて浄霊していると今度は飲めなくなります。平素薄ぼんやり……狸の霊です。

 

〔 質問者 〕薄ぼんやりしたのも、やはり霊の関係でしょうか。

【 明主様 】両方あります。頭が悪いのと、霊が憑いているのとね。

 

〔 質問者 〕霊が憑りやすいのでしょうか。

【 明主様 】やはり因縁ですからね。狸に因縁のあるのは狸です。狸の生まれ変わりもあります。それから男の霊が女に憑いて、その男に狸が憑いている場合もあります。

「『御垂示録』十一号,講話篇第六巻」 昭和27年07月01日