昭和二十七年六月一日 垂録10 (8)

〔 質問者 〕大光明如来様、御屏風観音様をお祀りいたしております家でございますが、三年経ちました稲荷は、処分いたしてもよろしゅうございましょうか。

【 明主様 】処分してもいいですよ。三年になるんですね。たいていはいないでしょうが、中には執着が強いと、いないとも限らないから、いままでの礼をよく言って……その稲荷はどこからかお札でももらってしたんですか。

 

〔 質問者 〕前の工場の持ち主がいたしましたので。

【 明主様 】それじゃ、元の所にお帰り願いますと言って、そうしてやればいいです。

「『御垂示録』十号,講話篇第六巻」 昭和27年06月01日