〔 質問者 〕大光明如来様、御屏風観音様をお祀りいたしております家でございますが、三年経ちました稲荷は、処分いたしてもよろしゅうございましょうか。
【 明主様 】処分してもいいですよ。三年になるんですね。たいていはいないでしょうが、中には執着が強いと、いないとも限らないから、いままでの礼をよく言って……その稲荷はどこからかお札でももらってしたんですか。
〔 質問者 〕前の工場の持ち主がいたしましたので。
【 明主様 】それじゃ、元の所にお帰り願いますと言って、そうしてやればいいです。
「『御垂示録』十号,講話篇第六巻」 昭和27年06月01日