そんなわけですから、教団のほうも夏あたりまでは、たいした楽にはいかないと思いますね。その代わり入るようになると、神様の経綸のほうも進みますからね。まだこれからいろんなものがあります。とにかく神様が良い具合にしてくれますからね。去年なんか鉱山のほうが良く判らなかったんですよ。予定はしてましたがね。だから、メシヤ会館を造るときは、いまはないが、そのときになると神様がちゃんと入るようにすると言いましたがね。やっぱり時に応じて、そのときになると神様がちゃんとうまい具合にしてくれますよ。で、私が世界的にやるようになると、少なくて一〇〇億はいるんですよ。いずれは外国にも立派なものができます。支那でも、北京城に立派なものを造ろうと思っている。それからエルサレムですね。それは神様が二〇〇〇年前から用意してあるんですからね。立派なものができます。日本だけでも一〇億では足りないですね。しかしいるだけは神様がちゃんとされますから、その点は心配ない。そんなわけで、箱根の美術館なんかも、去年から敷地やなにかを準備しましたが、建築にかかったのが一一月からですがね。それで、だいたい予定が二、三千万いりますからね。神様は非常に急ぎますからね。やっぱり、約三〇〇〇万円くらい集まりましたね。私は、たいしたものだと思いますね。建築がだいたい二〇〇〇万円ですね。少し変更したりよけいなことをしたから、二〇〇万円くらい増えるだろうがね。ケースも五、六十つけますから五、六百万円。まわりのなんやかやで、ちょうど三〇〇〇万円でできるわけですね。実に神様は、その必要な時期が来ると、ちゃんと金が来るんですね。人間がやるのと違って、心配やそういうことは、ほとんどいらないですね。ですから山なんかも、だいたい今年からいよいよ表面的に本当になりますからね。形を造らなければならない。それからこういうこともあるんです。箱根の地上天国だけは今年できますがね。熱海のほうは、だいたい来年いっぱいにこしらえるつもりですが、これができると、世の中がうんと変わっちゃうんです。それから教団もうんと発展するんです。これが、世界……と言っては大き過ぎるから、日本としておきますが、これができると、これだけ教団の教線が広がるんです。これがだんだん大きくなるに従って、ずっと広がって、こっちの勢力がそういうふうになるんですよ。やっぱり霊ばかりじゃしようがないから、霊ばかりでなく生きた人間を救わなければならないから、そういった状態になるんです。そういうような意味ですから、そこで地上天国の建設を急いでいるんです。地上天国ができたら……いつかも話した本山ができますね。本山ができると世界的になるんです。地上天国だけじゃ日本的ですね。本山なんかも、だいたい形でもなんでも、すっかり頭の中にできているんです。ただ、時の問題ですね。ですから、これから非常に早くなります。いろんな神秘なことがありますが、だんだんにお話をしましょう。
(1952.4.1御講話終了)