昭和二十七年一月二十七日 教集06 (8)

▽前節から続く▽

「特集号」は三〇日にできます。だから、農村に関係のある人は、できるだけ読ませてもらいたいですね。各大臣、国会議員、全国の主な新聞社、農事試験場、農科大学、農会……そういう方面にみんな配るつもりですが、篤農家とか村長という人には、信者さんから読ませるように、配ってもらうようにしてもらいたいと思っている。部数もずっと多くこしらえて、それから農業の報告……お蔭話ですね。それが非常に多いですから、二頁増やしたんです。これを一通り読めば、そうとう考えざるを得ないと思うし、第一ずいぶん変わった、意外な説ですからね。変だとは思うけれども、だんだん読めば、実際の実験報告がたくさん出ているからして、考えざるを得ないですね。第一弾……原子爆弾ですね。農業原子爆弾を一発放ったというわけですね。それで、たくさん報告があって、締め切ってからも、あとまだ来てますが、全部を通算してみると、やっぱり予定の通りですね。成績が、だんだん肥毒がなくなるに従って増えるのは、はっきりしているんです。だから、五カ年にして五割増産ということは、決して間違いないですね。とにかく今年あたりは、硫安なんか非常に高くなった。今年は一〇〇〇円ですね。農民は実に困っている。去年は七〇〇円か八〇〇円でしたがね。まだ上がる傾向がある。一一〇〇円台になると言っているが。そのために非常に困っているんですがね。ところが、それが増産にならないような、やっぱり病気に対する薬と同じような手段なんだから、たいへんな問題です。そこで、いろいろあるけれども、たいてい今年あたりは一番報告が多いですが、それを平均してみると、一年目、二年目くらいの所は、たいてい平年作ですね、それで、ごく成績が悪いのは一割減産ですね。一番多いのは平年作ですね。平年作といっても、今年は病虫害、風水害があるが、その被害がないから、結局増産になってます。そこで、三年目になると、たいてい増えてます。ただ多い少ないがありますが、ふつう一割、二割。多いのは三割、四割も増えてます。だいたい三年目一、二割というところでしょうね。本当に腰を入れてやってから、みんな二、三年くらいなものです。五年というのは、ほとんどないですね。たまたま四年というのが、越後に二人あった。それが、平年作よりちょっと良いと言うんです。しかし、そんな馬鹿なことはないと言うので、あっちの……小川さんに聞いてみると、下が岩盤になっていて、土の層が浅く、根が伸びないので、そういう土地のために、特に肥料をよけいやらなければならないというので、特にやっていたそうです。そこで、私は客土しろと言ったんです。客土すると、土の層も増えるしするからね。それでいて、減りもしないんですね。平年作よりもちょっと良いですね。なにか原因があると思って聞いてみると、そういうわけで分かったんです。それ以外に四年目というのは、たいていないですね。たいてい三年目です。本当は、もう一、二年経って、来年か再来年あたりにしたいんですが、なにしろ現状を見ると、今年は減産ですからね。去年は六四〇〇万石でしたが、今年は六〇〇〇万石とかいうので、三〇〇万石から減っている。そこにもっていって、肥料が高くなっているから、じっとして見ていられない。そこで早く「特集号」を出すということになったんです。いままでの成績を見ても、増産になるということは解るんです。そんなような具合で、いままでの実験で、もう確実に自然栽培でもって、食糧問題を救えるということが分かったので、今年からうんと腰を入れてやるつもりなんです。そのつもりで信者さんもやってもらいたいと思うんです。それだけで少なくても日本人を救う力は、たいへんなものだと思いますね。

 勿論病気のほうもだんだん、いままでは遠慮してやった傾きがありますが、今年あたりから、大いに表面的に活動しようと思っている。というのは『結核信仰療法』というのを書いてますが、今月いっぱいあたりでできますが、その二つだけを信ずる人が、増えれば増えるだけ、日本は良くなるに決まっているんですから、たいへんな救いですね。時間が来ましたから。

△御講話おわり△

「『御教え集』六号,講話篇第六巻p442~443」 昭和27年01月27日