昭和二十七年一月二十七日 教集06 (3)

〔御伺い〕 I・Y(信者)。昨年八月ごろより「悪阻《つわり》」の症状で一一月ごろまで続き、毎月少量の下りもの(出血)があり、お腹は順調に大きくなり、今月になり産婦人科医に診てもらいましたところ、妊娠でなく、子宮には異状なしと言われましたが、本人としては、長男のときよりは、六カ月目としては、ややお腹が小さく、胎動らしきものを感じますが、医師には神経と言われ、御浄霊にまいりました。お腹の大きさは、五カ月くらいありますが、胎児らしきものはなく、左卵巣付近に異状が認められます。しかし本人は、長男のときよりやや弱いそうですが、腸の動くのと異い、胎動のような動きだそうでございます。なにか霊的の原因がございましょうか。

【 御垂示 】 これは、産婆さんに見せたんですか。

〔御伺い〕 産婆ではございません。側にある産婦人科病院に。

【 御垂示 】 産婆さんに見せたほうがいいな……年を取ったのにね。お医者よりたしかですよ。お医者では、妙なことを言いますからね。妙な考えを、なにしますからね。やっぱり、実地経験をした人が良い。そうして本当の妊娠でない……要するに疑似妊娠ならば、浄霊すればじき治りますよ。