〔御伺い〕 I・Y(一八歳)。胃下垂のため二年間服薬注射をいたし、だんだん衰弱し昨年夏ごろより御浄霊いただき、たいへん気分が良くなり、入信させていただきました。その後父も入信させていただき、以後自宅で父の御浄霊をいただいておりました。本年元旦に教会に参拝いたし、午後から下腹から寒気がして気持ちが悪くなり、その夜から熱が出て、食欲なく、胃が痛み、四時間ほど苦しみました。毎日下痢し、お腹も数回痛み、元気なく、なんとなく疲れやすくなりました。御浄霊の箇所を御教示お願い申し上げます。
【 御垂示 】 これは結構ですよ。熱が出たということは、薬毒の固まりが溶け始めたんだから、浄化熱ですね。それから、胃が痛み……痛みもやはり薬毒が溶ける苦痛ですね。そのために食欲がないんだからね。毎日下痢……これは結構ですよ。このために毒が出るんだからね。疲れる……これはしようがないですよ。食欲がなく、下痢するんだから、少しくらい疲れます。このくらい我慢しなさい。浄霊は背中のほうに固まりがありますから、それを溶かす。いったん服んだ薬は、仰向けに寝るから背中に溜まりますから、それを溶かす。前にも固い所がありますから、それをとる。
胃下垂というのは、薬の服み過ぎなんですからね。いつも言う通り、薬を服み過ぎて、薬が垂れてくるんですからね。こんなものはなんでもないですよ。それから、こういう人はお茶漬を食べると良いんですよ。お香こをきざんで、それでお茶漬する。鮭でお茶漬ですね。そういうふうなものが割に良いんですよ。つまり胃下垂というのは、消化の良い物とか、良く噛んだりすると駄目なんですから、胃の悪い人は、お茶漬を食うんですね。それだけで治ります。胃下垂なんかは、お茶漬で百発百中です。
「『御教え集』六号,講話篇第六巻p388~389」 昭和27年01月16日