御伺い 本年二月風邪の御浄化をいただき、三月中旬より自宅で静養しやや良くしていただき、布教させていただきました。九月上旬より、非常に寒気を催し、咳が激しく、痰が多く、便通なく、一〇月よりふたたび自宅で静養し現在に至っております。現在そうとう衰弱し、見たところは元気そうでありますが、足などはだいぶ細っております。用便は一人でいたしております。食欲はあったりなかったりで、ないときでも無理をすればお茶碗に半分くらいいただけます。肩、背中、胃の裏など御浄霊いたしておりますと、発熱し譫言を言うこともありましたが、現在はあまりございません。一一月ごろまではだいぶ寒気を覚えましたが、現在はあまりございませんが、腰部は常に痺れ、また息苦しく、あまり長話はできません。特に息苦しいときは鳩尾の固まりが胸につっかけるようになります。子供のときより胃が弱く「ワカモト」、胃散、粉薬など服用し、また風邪のたびに、咳止めをだいぶ服んでおり、二四歳のとき、痺れ脚気で七五日間ほど医療を受けたことがございます。現在は、頭部(脳天、後頭部)延髄部、肩、背中、胃の裏などや左腎臓部に熱があり右箇所を御浄霊いたしておりますが、よろしゅうございましょうか。または、霊的でございましょうか。なお、家族全部入信。御神体、御屏風観音様を御奉斎させていただいております。
御垂示 これは霊的ではありませんよ。薬毒ですよ。薬的ですね。これは薬がうんとあります……この人の身体はね。だから気長に……根気良くやるんですがね。以前だと固まっていて、少しずつしか浄化が起らないから、ごまかしていられたが、いまは、全身的になりますからね。どこということはない。全身的に浄化が起っているんです。熱があるから食欲がない。食欲がないから便秘する。咳や痰が出るというわけですからね。年が五三だから、一遍に大きな浄化が来ないんですね。一遍にうんと苦しむような浄化だと短期間に治るが、それだけの浄化力がないから、長くかかるんですね。それだけのことですからね。ただ、浄霊する場合に、急所を見つけるのが一番ですね。自分で身体を見ると、一番熱が起っている所があります。それが、一番の急所ですから、そこを浄霊する。自分でやるときも、力を抜かなければならないですよ。そうすれば治ります。別に難しいこともない。それだけですね。