昭和二十六年十二月二十五日 地天31 「教えの光」(2)

--『信仰雑話』によりますと、釈迦の御魂は稚姫君命とのことでございますが、伊都能売神がインドに渡られ、若き釈尊、善財童子に御教え垂れ給われたとのことですが、このときすでに善財童子は稚姫君命の御魂をお持ちになられておられましたのでしょうか、右お伺い申し上げます。

 稚姫君命は、伊都能売神様の妹に当たる神様であって、割合年若きころ他界され、霊でインドへ渡られ、善財童子として再生され給うたのである。

「『地上天国』三十一号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年12月25日