御伺い M・S(三四歳)六年前より心臓弁膜症にて注射、服薬など良いということはなんでもいたしましたが、だんだん悪化するばかりとなり、本年八月御浄霊をいただくようになりましてより、食事もおいしくなり、たいへん良くさせていただき、腹部に下がり、下りものがいたしました。九月には主人と二人入信させていただきました。その後咳の御浄化をいただき、呼吸激しく、床についても上半身の圧迫感が強く、呼吸が苦しくなります。今後どこを御浄霊させていただきましたらよろしゅうございましょうか。
御垂示 良いと思うことが悪いことです。これは見当違いをしているな。これは、心臓のまわりに毒があるんですからね。これは、胸から横腹……後ろですね。押してみて、痛い所があるから……そこから出る。これは肋間神経痛ですよ。だから、急所さえやれば、わけなく治るんです。急所をはずれている。咳だから、咽喉と思って、咽喉をやっているんじゃないかな。自分で押してみるんです。そうすると良く分かりますよ。そこを取ってやれば、ずんずん良くなりますからね。
「『御教え集』五号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年12月25日