〔 質問者 〕勝浦の大火で、火元になり。
Sさんの所じゃないか。
〔 質問者 〕そこが火元でございます。一家九人全滅で。
すばらしい浄化だね。
〔 質問者 〕支部は風下の猛火の中を助かり、その支部を境として全部助かっております。
神様は几帳面だね。
〔 質問者 〕焼死しました霊は、どんなにして慰めたらよろしいでしょうか。
そこの家がみんな信者になれば良いんだ。それが一番良い。
〔 質問者 〕姫路に本家かなにかの系統の家があり、弟を養子に出し。
そんなはっきりしない場合は、あなたの家で祀ってやる。実家が信者であれば良いが、そうでない……信者以外だったら、全部あなたの所で祀ってやんなさい。仏さんの、一番下座……端のほうにですね。戒名を作ってからは、そうだが。新仏のうちは、ふつうに座敷で良いですね。幾人ですか。
〔 質問者 〕家族が五人、女中が二人、お客が一人でございます。
家族だけはふつうの祀り方にして、家族の者はあなたと関係あるんですか。
〔 質問者 〕弟の家内と。
そういうのは、ふつうの……仏壇にして、一つ一つ小さい戒名にして、あとのは共同にして……三人一つ戒名で良いです。
〔 質問者 〕どういう書き方をいたしましたら。
戒名をもらわないですか。尋ねて……共同で良いです。端のほうにね。それで救われます。よほどわけがあるんだね。なにしろ、だんだん神様は厳しくなりますからね。厳しくなるということは、浄化が強くなってね。
「『御垂示録』五号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年12月08日