昭和二十六年十二月八日 『御垂示録』五号 (3)

〔 質問者 〕勝浦の大火で、火元になり。

 Sさんの所じゃないか。
  

〔 質問者 〕そこが火元でございます。一家九人全滅で。

 すばらしい浄化だね。
  

〔 質問者 〕支部は風下の猛火の中を助かり、その支部を境として全部助かっております。

 神様は几帳面だね。
  

〔 質問者 〕焼死しました霊は、どんなにして慰めたらよろしいでしょうか。

 そこの家がみんな信者になれば良いんだ。それが一番良い。
  

〔 質問者 〕姫路に本家かなにかの系統の家があり、弟を養子に出し。

 そんなはっきりしない場合は、あなたの家で祀ってやる。実家が信者であれば良いが、そうでない……信者以外だったら、全部あなたの所で祀ってやんなさい。仏さんの、一番下座……端のほうにですね。戒名を作ってからは、そうだが。新仏のうちは、ふつうに座敷で良いですね。幾人ですか。
  

〔 質問者 〕家族が五人、女中が二人、お客が一人でございます。

 家族だけはふつうの祀り方にして、家族の者はあなたと関係あるんですか。
  

〔 質問者 〕弟の家内と。

 そういうのは、ふつうの……仏壇にして、一つ一つ小さい戒名にして、あとのは共同にして……三人一つ戒名で良いです。
  

〔 質問者 〕どういう書き方をいたしましたら。

 戒名をもらわないですか。尋ねて……共同で良いです。端のほうにね。それで救われます。よほどわけがあるんだね。なにしろ、だんだん神様は厳しくなりますからね。厳しくなるということは、浄化が強くなってね。

「『御垂示録』五号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年12月08日