昭和二十六年十二月八日  『御教え集』五号 (10) 

御伺い T・T(二九歳)、腎臓病が悪化し、医師に見離され、御浄霊にて御守護いただき、入信いたしました。お腹の御浄化で、だんだん張って臨月くらいになり、心臓も苦しくなりましたが、動くことはできました。上下に汚物をたくさん出し、お腹はふつうになりましたが、三カ月ほどすると、再浄化いただき、前の半分くらいに張り、たいへん苦しく、足はぜんぜん立たなくなり、横にもなれず座ったままです。下痢はしておりますが、出るのを感じません。膝に薄赤色の斑点ができ、破れそうになり、お腹の上部に水ぶくれができて、汁が少しずつ出ております。お道のことは、母親だけ少し解っておりますが、父親および家族全部は解っておりません。御先祖は祀っておりません。お祀りするように話ましたが、その気持ちはございません。里に帰っておりますが、嫁入り先はぜんぜん解りません。御浄霊の箇所御垂示のほどお願い申し上げます。

御垂示 これは薬毒ですよ。薬毒がたくさんあるんで、いろんな形になるんですね。ですから、一番悪い所、悪い所をやって気長にやっていれば、だんだん治ってきますよ。側の者が反対するだけは、治りが遅いけれども、これはしかたがありませんね。

「『御教え集』五号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年12月08日