昭和二十六年十二月八日 『御垂示録』五号 (1)

〔 質問者 〕最近、箱根の御造営の奉仕者がちょいちょい怪我をしますことがございますが。

 この前だけじゃないんですか。
  

〔 質問者 〕その前にもちょっとございましたが、ああいう場合には、浄まらなくて早く御奉仕に上げるからということで。

 そんなことはありません。しかし、やっぱりわけがあるんですよ。偶然じゃないですからね。怪我するのは、みんな怪我する原因があるんですからね。少しずつくらい怪我したほうが、罪が消えて良いですよ。

「『御垂示録』五号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p372」 昭和26年12月08日