御伺い 一家中入信いたし光明如来様も御奉斎させていただいております。Y・H(四歳)は、本年の七月三一日、右側急性腎臓炎にて、動くのも不可能となり、激痛を訴えましたが、御浄霊により楽にさせていただきました。このごろは、右側の体を持ち上げ、横に少しなれるようになりました。初めての御浄化をいただきましたころから四〇日ほどは両足を開き、屈曲したままで伸ばすことすらできませんでした。それが、九月初めごろより、左側腰の横が腫れて、後相当量の排膿をみましてより、左右両足とも少しずつ伸ばせるようになりました。このごろに至っては自由に屈曲はいたしますが、足を伸ばしたときは、両足が約三〇度くらい開き、ピッタリと揃えて伸ばすまでにはなりません。昨今の体の症状は、腎臓部(右側)に膿が溜まっているようで柔らかく腫れて皮膚はふつうで、化膿して外へ出るようにも見えず、なかなか引きません。そうして右側腰骨の上に固い毒結が骨のようになっております。それが、起き上がることを邪魔しているのでしょうか、それともその腫れている膿か水膿かが、痛くなるために動くことを不可にしているのでございましょうか。このような病人は、治癒までそうとうの時日を要するのでしょうか。御浄霊箇所は、特に天帝、肩部、頸部、鼠蹊部横より腎臓部で、仰向けに寝たままであるため、背部よりの御浄霊はできません。御浄霊の不備な点を御教示願います。なお、この子は平常でも頭を左右に振り、浄化がさかんなときは一日中休みなく振り、見ているほうで目まいがするくらいです。御浄霊により、このごろは振らなくなりましたが、これはなんの憑霊でございましょうか。なお、当家には大銀杏の木がありましたが、昨年の「ジェーン台風」で中途より折れ、半分がまだそのままでございます。これと関連性があるのでございましょうか。御垂示のほどお願い申し上げます。
御垂示 背部の浄霊はできますがね。手を入れて、離さなくても、ぴったりくっついたままで、力を入れないようにすればけっこうできるんですがね。そうしなければ駄目です。これは後だからね。台風で折られたのは、別に怨むわけはないからね。憑く場合もありますが、それはたいしたことはない。こっちで「ジェーン台風」を作ったんじゃないから、「ジェーン台風」にお尻をもっていくのが本当ですからね。これはなんですね、そうとう腎臓に固まっていたのが溶けたんです。溶けてきたんで、やっぱり動くと痛いんですからね。屈曲したままで……これは腰ですね。尾・骨ですね。これは少しずつ治っていきますからね。そう長くはかかりませんよ。これは後のほうをやらないから、それで長くかかるんだから、手を突っ込んで、そうして力を入れないで、霊を入れるんですから、なんでもないですよ。今度の浄霊は、先と違ってそれができるんですから、たいしたものです。右側の腎臓……これは溶けているんですから非常に結構です。それから、首を振るのは、筋(肩の付け根)が吊っているんだからね。
御伺い 一日中、大きく振っているのでございます。
御垂示 霊だね。細かいのは吊っているんですが、大きく振るのは霊ですね。動物霊ですね。もう治ったでしょう。
御伺い いまはわずかでございます。
御垂示 それで解決ついたんです。胃腸とは関係ないですね。振るのは、小さいときからですか。
御伺い 生まれつきでございますが、御浄化をいただいてから特に激しくなりました。
御垂示 解決ついたから、良いです。もう少しで、ちゃんと歩けるようになりますよ。