昭和二十六年十月八日 『御垂示録』三号 (3)

〔 質問者 〕中風は反対側の頸部に来るとのことでございますが。足のほうのは。

 足ばかり悪いのではない。その代わり、右の手と足は同じです。右の手と、左の足ということはない。足でなく手です。手が悪ければ足が悪いんですからね。
  

〔 質問者 〕中風で極度に震えるのは、いかがでございましょうか。

 重いのです。筋が吊っているんですね。
  

〔 質問者 〕絶えず、首だけやるのは。

 筋が吊っているんです。
  

〔 質問者 〕中風は関係ございませんのでしょうか。

 関係ないのです。頸部が凝っているんです。

「『御垂示録』三号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年10月08日