昭和二十六年十月五日 『御垂示録』三号 (12)

〔 質問者 〕明主様が前世とおっしゃるのは、すぐの前世でございましょうか。それとも前々世でございますか。

 すぐ前です。
  

〔 質問者 〕では、義経とその間に。

 いくども生まれ変わっているからね。
  

〔 質問者 〕御神書を拝読させていただきますと、霊界に長くいたほど良いとあります。明主様は再三生まれ変わっていらっしゃいますので。

 いやいや、しかし前世の罪があったから、ずいぶん苦しみましたよ。ふつうの人より罪があったからよけい苦しみます。神様は公平ですからね。むしろ、上の御魂ほど浄化が強いですよ。お咎めがひどいですからね。ただ、いくども生まれ変わってくるというのが一番良いですね。先祖が古いほどね。私なんかは本当の大和民族ですからね。大和民族の宗家みたいなものだからね。約三〇〇〇年くらい下積みになっていた。
  

〔 質問者 〕女ばかりに生まれてくるというのは罪が多いのでございましょうか。

 そんな者はないでしょう。