〔 質問者 〕胃癌と言われ、鳩尾から八寸くらい切っていて、いま流動物だそうです。メシヤ教に頼りたいと言うのでございますが、いかがなものでございましょうか。
切ったら生命は平均二年半でしょう。だから長く延びたとしても三、四年でしょう。ああいうのは、浄霊してもそう効果はないからね。切っちゃったのはしようがないですね。医者の罪悪ですね。
〔 質問者 〕浄霊しましても、延びるということはございませんでしょうか。
良くみて五年でしょうね。それで上等のほうでしょうね。それだけ切ったら三年も難しいですね。一、二年じゃないですか。そういうのは医者のほうですね。こっちでは手が出ない。そういうのは、霊界のことでも良く知って、死ぬ覚悟をするよりない。それが一番の救いでしょうね。
〔 質問者 〕医者は二カ月くらいだろうと言って切ったそうです。
そういう医者が間違っている。要するに善意の罪悪です。
アメリカのなんとかいう人が、私の論文を見て、非常に良いと言う。一つだけ、狐が憑いたのを追い出すというが、あれは迷信だろうと言う。私はよっぽど言ってやろうと思った。私の本に、狐を追い出すということを書いてあるからですね。しかし狐があるということは、追い出すということと違うじゃないかね。擲いて追い出すというのは、野蛮だと言うんです。しかし癌なら癌を、切るというのは、もっと野蛮じゃないですか。擲いて出すほうがまだ良い。切って取るというのが、どれほど野蛮だか、それに気がつかない。それがおかしいですね。うっちゃらかしておけば三年や五年は生きられますが、手術すれば早くなります。それを医学はあべこべに解釈した。だから、一人の医者は手術してはいけないと言うのを、もう一人の医者は、おどかして手術したんですね。悪魔ですね。