〔 質問者 〕信者のお母さんで、癇の虫を切ると言いますが、その方法を覚え、というのは癇の虫の強い子供に「浄」という字を三回書き、大光明如来様に、この子の癇の虫を取っていただきたい、とお願いすると、関節とか指から白い筋が出てまいります。そうして、虫の強い子がピタリと治ってしまいます。最近は、子供が来て、忙しいので後でやってあげようという言葉だけで、どんどん出ていってしまいます。
おもしろいですね。人間の指から白い毛のようなものが出てくるのはあります。やっぱり虫でしょうね。文字の働きというのもあるんです。先に文字で治す先生がいた。「痛み止まる」とか書いてね。そうすると、いくらか良くなる。私だって御守りに「光」と書くでしょう。文字の働きです。文字が働くというのは立派なものですね。文字を書くと虫が出るというのは、あり得ることです。子供なんか特によくあります。それはまるっきり迷信とか、そういうものじゃない。立派なものがある。しかし面倒臭いですね。浄霊のほうが簡単で良いです。
〔 質問者 〕霊の物質化ではないでしょうか。
霊の物質化ではないでしょうね。しかし、出る人はあります。浄霊すると良く出ます。
〔 質問者 〕大人は出ませんのでございますが。
大人でも出るのがありますよ。つまんで出す人がある。
〔 質問者 〕毒素の一種でございましょうか。
やはり虫ですね。毒素から生まれる虫ですね。
「『御垂示録』三号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年10月01日