昭和二十六年十月一日 『御垂示録』三号 (4)

〔 質問者 〕本日の蜂がさしたと言うことでございますが、蜂の毒というのは、何日かすると消えてしまうものでございましょうか。

 五分です。私がやったら二分です。あなた方がやっても一〇分くらいです。簡単なものです。じきに消えちゃいます。アブでしょう。アブのほうがずっと毒がひどい。蜂とは較べものにならない。だけどしばらくして赤くなったでしょう。あれは溶けて出ようというんです。それに点眼薬をやったが、あれが悪い。出ようというのを止めたからね。うっちゃらかしておくとメヤニになって出て治る。

  

〔 質問者 〕大本教のときですか、アブは教祖様、蜂は聖師様の使いだと聞いたことがございますが。

 そんなことはないでしょう。でたらめです。天理教なんかは、返答しないから扁桃腺になる。と、ずいぶん変なことを言いますよ。

「『御垂示録』三号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年10月01日