〔 質問者 〕三十五、六歳の女の信徒で、霊憑りとなり、「なんとかしてやっつけようと思ったが、あんまり熱心な信仰のために倒すことができなくなった。二、三日中に光明如来様をお祀りするというから、いよいよ離れなければならない」と嘆いたそうです。御救いに励めば良いと言うと、それから頻々として霊憑り状態があり、今度は教師の……信仰の見方が非常に違うというので本守護神が出たり。
【 明主様 】 本守護神は絶対に出ませんよ。
〔 質問者 〕正守護神です。もっと一生懸命に信仰するようとか、教師として二月に一回ずつは御参拝いただくことができないことはない。行かないからなのだ。霊界はたいへんなんだから、一生懸命に信仰して、明主様のおっしゃることを良くお聴きするようにと言い、非常に常識的なことが数多いのです。なお一週間は邪神が狙っているから、支部に泊めておけというようなことがあり、夕方だったのでそのままにしておきました。翌朝に霊憑り的なことがあり、非常に几帳面なことを言い、明主様の御教えとそっくりなことを言います。昨日の朝やはり霊憑りになり、この女は、現在裸一貫であるから、中教会の奥さんの着物があれば、一枚でも別けてやれと言います。どのようにしたらよろしいでしょうか。
【 明主様 】 それは、祖霊のうちで、しみったれなのがあり、それが分担して言うんです。別にたいしたものじゃない。霊と言ってもいろんなのがあり、性質が違いますからね。人間と同じで、気の小さいのも、大きいのもあるからね。これは気が小さいのですね。実際の常識に合って……良いのは用いるが合っていないのはいけない。実際の事情と食い違う場合は、あなたのは取り越し苦労で、心配しすぎるんで、心配しなくても良い。神様にお任せしておけば良いと注意してやるんです。