〔 質問者 〕教会で浄霊する場合も、自宅でする場合でも、天津祝詞を奏上しておりましたが、たいへんな間違い……なにか神様に御無礼になる、と言うことを聞きましたが。
間違いと言うことはないんです。それは臨機応変です。仮に多勢が浄霊受けに来ている。そういうとき、そんなにていねいにしなくても良い、時間がかかるから、そういうときは「惟神霊幸倍坐せ」か、ただ黙ってお願いしても良い。インテリとか……そういうのが来たときは、一々神様にしなくても良い。そうかと言って、あんまり区別をつけてはいけない。
〔 質問者 〕霊的の場合はそうしてもよろしいでしょうか。
霊的と言うと狐ですね。あの先生が天津祝詞を非常に恐がる。善言讃詞のほうは軟らかいので、祖先の方が非常に喜びます。その区別はなかなか分からない。人間に聞かせるのは非常にいいです。浄まりますからね。
〔 質問者 〕天津祝詞を人間に向かって奏上するのは、人間のほうが上になるとのことですが。
その人がそういう判断をするんで、間違ってます。そうすると狐にはいくどやっても良いですからね。そうすると狐のほうが上になるかというと、そんなことはない。
〔 質問者 〕動物霊などは、幽世大神様に。
そんなわけにはいきません。動物霊は的外れです。死霊ですね……人間のね。それは意味がありますがね。決して悪いということはないが、必要ないのです。