〔 質問者 〕信者で、物に恵まれず、光明如来様をいただいていて、大光明如来様をいただきたいと言う場合に、知り合いに譲りましてよろしいでしょうか。
良いです。
〔 質問者 〕熱心な信者の妹の家で、二〇年くらい前から井戸の水が出ず、光明如来様にお願いすると良いと言われ、お願いしましたら、第一回でバケツ一杯出、二回、三回となるうちに、非常に良い水が出たそうです。それで、日に一〇円ずつを御奉仕して感謝しなさいと申したそうですが、二五日ほどして感謝が薄らいできて、御奉仕の気持ちもなくなり、姉妹喧嘩となり、恩だけは受けて感謝がないから止まると言うと、二、三日して止まりました。妹も不便を感じ、またお願いしましたら、真っ黒いものが出たそうです。それで、お前がまだ黒いからだ、と申したそうです。最近は赤い水に変わりました。
とにかく、最初恩義を忘れたこと、その罪です。そこで、そういう魂の人はそうとう曇りが多いので、水によって曇りを取ってくださるんです。ある程度そうされなければならないんです。そういうわけで、それでいいんです。病気でも、お蔭いただいて良くなって、一生懸命感激して信仰しようと言いながら、しないが、今度はハッとして一生懸命やるが、そのために死ぬような人があります。本当に、あまりにはっきりしてますね。
「『御垂示録』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年09月08日