〔 質問者 〕信者の方で、長い間熱心に、資格もいただきやってますが、薬で、とことんまで行って、このお道に入りましたが、それだけの薬を服んだ浄化をいただかない。他の人はいただいているので、それが羨しい。自分はそれまで行かないのだろうかと言ってましたが、いかがでございましょうか。
【 明主様 】どこかはずれている所があるでしょう。無論、服んでいる以上は出ますが、薬によって強いのと弱いのとあるから、一概にはいかない。その人が熱心にやったから良いと言うのではなく、線にはずれていてはあまり良くない。線に合っているということは、どこかと言うと、信者を多勢救うとか、支部をつくるということです。その褒美が神様から来るわけです。そうなると、智慧ということも必要になる。一生懸命にやると言っても……結果ですよ。一生懸命も結構ですが、ただ、結果が現われなければね。何彼に言うより、結果ですよ。そういうことは、怠けているようでも、あんまり感心しなくても、たしかに信者ができるなら、それが救いですからね。それが一番です。
「『御垂示録』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年09月08日