〔 質問者 〕『結核の革命的療法』の中で、霊体の曇りは外からと中からとの二つの原因があるとありますが、それを浄めていただきますには、浄霊で浄める場合と、御神書の拝読による場合と区別がございましょうか。
浄霊は外からで、御神書読むと、つまり魂ですね。魂はなんでもないんだが、曇らせると、魂に影響するんです。これは魂が眠っているとか、曇っているとか……外形の影響に依って、之だけが之(縮小)だけになる。御神書読むと、アッと目覚める。だから中心から曇りが取れていく。魂と言うものは、心の心は絶対に清いんです。何かの状態で、悪人でも目が覚めたり、愈々と言う時に良い事をしたり、人の性―性善説、性悪説とあるが―極く中心はそうなんです。その周囲だけが色々になる。だから、魂が大きくなったり小いさくなったりする。御魂のふゆを、というのは、御魂が増えるということです。
「『御垂示録』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年09月08日