〔 質問者 〕正守護神は体の外にいつもおられて、中に入る場合もあるのでしょうか。
そうです。外で働く場合もある。なにかに衝突するでしょう。ああいうときは、パッと止めるんです。場合によっては体をこっち(衝突しない別の所)へやる。いつか、堀内さんはそんなことありましたね。あれは正守護神がやるんです。信仰に入っていると正守護神は力が出るんです。信仰に入っていない正守護神は力が出ないんです。
正守護神がいろいろ指図する。そうすると副守護神が邪魔するんです。しかし信仰に入ると、正守護神が副守護神を負かしてしまうから、ちゃんとなる。
〔 質問者 〕本守護神は。
本守護神は神様との取り次ぎ者です。始終取り次いでいるんです。本守護神が正守護神に伝えるんです。神様と人間との取り次ぎをするんです。ところが、正守護神に力が出ないから、そこで副守護神のほうに負けちゃうんです。それで副守護神は善悪無差別に、善もなく悪もないからね。なんとなれば、悪のほうが主体だからね。あとは野となれ山となれ……でやるから、犯罪を犯す。馬鹿馬鹿しい嘘を吐いたり、失敗するのが分かっているようなことをしたりね。失敗すると副守護神は喜ぶ。どうだい、見やがれ、とね。副守護神にそれだけの力があるということは、その人に曇りがあるからです。曇りが副守護神の力になる。罪を犯したりすると、それだけは曇りになる。副守護神がそれだけの苦しみを与えることになり、苦しむとそれだけは曇りが取れる。取れるときれいになるから、副守護神が働けなくなる。副守護神は曇りを取るという役目ですね。やっぱり、黴菌のようなものです。黴菌が発生するということは、人間が曇っているので、曇っているということは、人間の霊界が曇っている。それを掃除しなければならない。溜まると、それを払うべきものができるんです。それが黴菌です。論文にあるでしょう。人間に黴菌がある。それが曇りを払い、それが結局人間をきれいにする。