昭和二十六年九月八日 『御光話要旨』神和会(11)

--首筋の所に浄化をいただいておる者ですが、最近あまり御浄霊をうけても治りがおそいと言って気をもみ、信仰をしようといたしませんが、いかがいたしたらよろしいでしょうか。

 この方は先日みえた方ですね。

--ハイ、さようであります。

 この方はいつ入信いたしましたか。

--ハイ、三年前であります。

 三年くらいで、あの薬毒がすっかりとれるものじゃないですよ。わたしなんか、三六年も自己浄霊を歯にやってますがね。昭和三年に薬を入れてますので、薬毒は一〇年、一五年は、すっかりとりきるにかかりますね。あの方は、肩の毒が御浄霊によって治っておるのでしょ。この道から離れると御守護がなくなりますよ。命が危い体が救われたのですから、霊線が切れるとたいへんなことになりますよ。

--主人がこの道がわからず、おまけに梅毒にかかって六百六号の注射もやっております。手術もいたしましたが、その後しびれがきておりますが、お救いいただけましょうか。

 六百六号をやると必ず頭が悪くなる。入信させて、熱心にやることですね。祖先が霊界で苦しんでおる。手術をやるとしびれがくる。例えば、乳癌を手術すると、きまって片腕がしびれる。この方は消毒薬の中毒になってますね。便秘はうっちゃらかしておくと出るものです。

 出ることになっておるのですから、薬の量によって、何日で治るかわからないものである。無理でなく、早く御神体をお祀りしてあげ、御神書を読んで聞かせるうちに救われるでしょう。

「『御光話要旨』神和会発行 ,岡田茂吉全集講話篇第五巻」