昭和二十六年七月八日 特別御面会御光話 午前の部

各宗教祖との誓い

 明主様には昨二五年六月、御法難に遭って、静岡庵原警察署にお入りになったことは、世人のよく承知のことであるが、これは一大神秘であります。

 明主様には深夜、各宗の教祖と、「霊界通信」をなされ、左にその主だった方、この言葉をお伝えしておきましょう。これはちょっと『栄光』新聞にも出ないのではないかと存じます。

 注 --「霊界通信」とは、この場合、所望の霊を霊界より、または現界人の生霊を呼んで、自由にお話するのであります。ちょっと、私どもにはまねができませんね。

--出口なお刀自--このたびは、まことに御苦労様です(以下略)。どうぞ世の人をお救いくださいませ。
 承知しました。御安心ください。

--出口王仁三郎先生。
 霊界の八衢に在って、あまり気の毒だから、第三天国に救ってやったよ。いまは内容は発表できませぬ。

--中山みき--私も、この尊き道を、天理教の信者にわからせるようにつとめますから、よろしく願います。
 承知しました。

--日蓮上人--〇〇に落ちて、苦しんでおった。これから日蓮信者を救っておもらいしたい。
 承知した。御安心ください。

--明治天皇--霊界で苦しんでいる者がいるから救ってやってほしい。
 はい、かしこまりました。

--キリスト。
 三度、イタリアに生まれ代わり、いま〇〇の〇〇になってる。

--釈迦。
 八回生まれ代わって、いま、インドの〇〇になってる。

--スターリンの生霊。
 頑固で三回憑ったが、とうとう承知しなかった(本教の教義がわからぬらしい)。

 明主様の御法難の原因は、邪神の仕業にして、実に神秘なものがあり、いまは時期尚早のため未発表ではありますが、期待しててほしいことでありますが。

「『特別御面会御光話』神和会, 岡田茂吉全集講話篇第五巻p455」 昭和26年07月08日