--仏壇にお奏げいたします御讃歌につきましてお伺い申し上げます。
仏さんの御讃歌ですね。観音さんのは、いけないですね。いけないと言うことはないが、適切ではない。先には観音さんが多いから、合わない。今度のは少しは良いです。だいたい、仏様の御讃歌は仏様に適当するような、祖霊さんを解らせるのに良いようなのをね。しかし、そう几帳面に考える必要はない。だから順繰りにやっていいでしょう。
--何首ずつくらいで。
そうですね、仏様は神様のより少なくて良い。そうですね、不断は仏様には奉唱しなくても良いですね。なにかお祭りのときだけでいい。仏様にもいろんなことを聞かして……新しいことを聞かしたほうがいいです。
「『御垂示録』六号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年06月02日