御伺い 四一歳の男子、太陽の直射は勿論、傘などで光線を遮けても、熱気のため全身がだんだん熱くなり苦痛が増し、特に直射の箇所は腫れ、後に薄皮とともに血の固まりがはげます。夏季は特にその病状がはなはだしく、また七、八年前よりは火にあたりましても、寒さにあいましても、身体が温まりますに従いその症状を呈します。以上の症状は霊的になにか関係がありましょうか。また治癒いたしましょうか。
御垂示 これは霊的ではない。なにか特別の毒血のためで、親とかおじいさんなど変な薬を服んだものであろう。よく鶴の紅点とか虎の爪、猿の睾丸など、服むといいなどというが、そういう変なものを服んだ毒素である。
「『教えの光』、19510520、岡田茂吉全集講話篇第五巻p370」 昭和26年05月20日