御伺い 妊娠の方法について。
御垂示 天地自然の法則にかなえばいい。自然にその方法は気がつく。子宮が膣を外れてるとき妊娠しない。それは前からおさえるのが後屈で、その反対が前屈で、これが第一の原因で、第二は子宮の発育不全で、これはきっとお腹がかたいので子宮が圧迫されて発育が悪い。また腎臓萎縮は性欲が欠乏する。卵子が弱いと精虫を吸収する力がない。
不感症、鈍感などはみんな腎臓萎縮のためで、女によっては粘液がアルカリ性のつよいため、精虫を殺すと医学ではいうが、そういうこともあろう。また男のほうも腎臓が弱ると射精力弱く、子宮口までとどかぬためもある。まだ種々の原因もあるが、公開の席上では言えない。
「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p366」 昭和26年05月20日