昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(浄霊および信仰)(43)

〔 御伺い 〕 最近人口問題に関し、政府においても避妊薬などの販売を許可するようですが、

 (一)生活難のために母体が健康なれどもやむなく堕胎した場合、胎児の霊はどうなりますか。

 (二)また堕胎をしたため両親はいかなる罰を神より受け、また胎児の霊により両親の将来はどうなるでしょう。

【 御垂示 】 堕胎は悪い。産児制限とは異う。子供ができると生活困難になると思うが、決してそんなことはない。子供は自身の食うだけのものはもってくるものであるから、子供が増えればそれだけ必ず収入は増えるものである。また堕胎は殺人であるから大間違いである。産児制限は堕胎に比して罪は小さい。

「『教えの光』,岡田茂吉全集講話篇第五巻p366」 昭和26年05月20日