昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(浄霊および信仰)(28)

御伺い 教師中に、浄霊をしている患者の悪い部分と同じ場所に、痛みなどを感ずる人がありますのは、どんなわけでしょう。

御垂示 人間には日の系統と月の系統の人がある。月の系統の人の場合、先方の悪い所が映るのである。月の系統の人は汚れを水で洗うからで水が濁るのである。それと反対に日は焼く働きであるから、焼けば焼くほど火力は強くなる。ところが月の系統の人は病気を引き受けるから身体が弱る。以前あったひとのみちの教祖などもこの贖罪療法をやり、信者の病気を引き受けては神様にお振替を願うのである。ところが願者がだんだん殖えてきたので、準教祖といって身代わりを約一〇人ほど作ったのである。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p358」 昭和26年05月20日