昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(浄霊および信仰)(25)

御伺い 私は、二三年九月まで長年医薬の厄介になっておりました。喘息も御浄霊により楽にさせていただき、主人は二三年一一月、私は同年一二月入信いたしました。まだ御神体はお祭りしてありません。二四年三月ごろからふたたび御浄化をいただき、四月ごろは一時たいへん痩せましたが、五月ごろよりは午後になると熱が出て、四時五時ごろまでは激しく頭痛発汗があります。翌日朝は気分がよいのですが、膝のあたりが震えて、悪道路を馬車に揺られるように震え、約四〇分ほど四回にわたって震えが来るという状態が、一日置きに来るのでありますが、なにか霊的な関係がありましょうか。また今後いかにしたらお救いがいただけましょうか御教えください。

御垂示 震いが来るのは寒気で、つまり浄化熱で結構である。病気はすべて一日置きに良い悪いがある。光明如来様をお祭りするとよい。早く治すには信仰に入れば神様が良くしてくださる。良くしてくださるのは「ない命をやるから世の人を救え」という意味であるから、ただ治っただけではいけない。多くの人を救えば、ますます早く治してくださる。神様は人間が役に立てばできるだけ良くなるようにしてくださるし、また悪くならないようにしてくださる。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p356」 昭和26年05月20日