昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(浄霊および信仰)(21)

御伺い 物事が順調に行かぬ場合は浄化でしょうか。なにかのわけがあるのでしょうか。

御垂示 物事が順調に行かぬ場合は浄化のための場合もあり、時節が来ぬのに焦るからでもある。果物がまだ熟さぬうちに取って食うようなものである。

 その他罪穢があるとそれに相当した邪霊が憑ろうとするが、これとても一種の浄化の現われである。しかし誠の心を持てば速く浄化がすみ、善い心掛けと良い行いをすれば、運勢が開けるようにこの世はできている。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p354」 昭和26年05月20日