昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(霊および霊界)(20)

御伺い お位牌を祀らずに過去帳だけ、または繰位牌で祀っている家庭がありますが、差し支えないでしょうか。

御垂示 位牌が本当だ。そうでないのは嫌がる霊もある。過去帳は祖先の帰幽を忘れぬために、年、月、日を記くのである。毎日の礼拝、法事や供養するとき、霊がうつるための位牌である。過去帳などは位牌の用途とおのずから違う。過去帳を拝むのは間違いである。繰位牌も感心しない。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p332」 昭和26年05月20日