昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(霊および霊界)(2)

御伺い 昼の世界に転換するにつれて、地獄はどんな様相に変わりつつあるのでしょうか。

御垂示 地獄はズッと違ってくる。一時地獄は浄化がつよくなる。そしてどうしても見込みのないのは閉じ込まれる。いままではそういう浄化が緩慢であったが、今度はそういかぬ。人間でも間違ったのや曇りの多いのは、いままで二年か三年で清算されたものも一日か二日でそうなる。五六七の世はひどい悪人はいなくなるから地獄の刑も楽になる。今日の下級労働者くらいである。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p323」 昭和26年05月20日