昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(霊および霊界)(17)

御伺い 墓碑建立につきて常識的に留意すべき事項、例えば方向、形状、盛り土の高さ、石の種類、植樹の可否などにつき。

御垂示 方向はどちらでもよい。その土地の地形によればよいが、本当から言うと北の隅で南向きが一番よい。

 形状はふつうの形でよい。自然石はいけない。形状は石屋の造る形でよい。盛り土の高さはちょうど拝みよい高さがよい。すなわち一尺五寸くらいである。石の種類は白い色ほどよい。黒っぽいのは不可である。ごく上等の墓は白大理石を用いる。植樹は墓に植えるような常磐木ならよい。あまり高くなるのは不可である。すなわち・、モチ、カナメで、特にシキミがよい。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p321」 昭和26年05月20日