昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(天文、地文、易学、人事)(17)

御伺い 妻が妊娠の場合、夫が悪阻の状態をする例があり、その場合妻はなにごともなく平気でおりますが、これはいかなるわけでしょうか。また一般夫婦の場合、お互いの浄化を引き受け合うようなことがあるでしょうか。

御垂示 これはあたりまえで、夫婦は霊線が一番強く太いから、妻の悪阻は夫が引き受ける、反対に夫に罪があって浄化をせねばならぬが、夫が浄化のため一家の生活に困る場合、それを妻が引き受ける場合もあり、親の浄化を子供が引き受けることもある。ひどいのは子供の生命まで犠牲にする場合もある。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p316」