御伺い お葬式に参列の後で用足しをしたり、お墓参りをしてはいけないという理由。
御垂示 お葬式とか、婚礼とかは人生の重大な儀式であるから、参列したらそのまま帰るのが死者に対する礼節である。よく死汚れといって死者のそばへよると汚れるというが、これはたいした意味はない。
礼節は大事なことで浄霊に行くにも、用足しを先にすると効果がうすい。これは主客転倒であるからである。神社参拝も同様でお詣りは先にする、それから用を足すのが本当である。
「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p350 」 昭和26年05月20日