昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(天文、地文、易学、人事)(13)

御伺い 自由主義の世になり、婦人の社会進出が目覚ましくなってきましたが、その正しい在り方について。

御垂示 女は原則として家庭を治め、子供を産み、育てるのが本来の使命である。しかし封建時代はあまりに女性を認めなさすぎ、不公平であったから神様はいままでより権利を与えてくだされたのである。しかし、外で働く女性もなくてはならぬ。勿論少数である。婦人運動をしたり、代議士になる女性はそういう意味である。東洋は経であり、西洋は緯が本来であるが、五六七の世になると東洋はいま少しく婦人は上へ行き、西洋はいま少し下へ行くこととなり、ちょうどよくなるのである。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p314」 昭和26年05月20日