昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(霊および霊界)(10)

御伺い 人間が再生した場合、副守護神は前生と同じものがつくでしょうか。また変わるとすればいかなる意味にて変わりますか。

御垂示 死後副守護神は必ず離れ、再生の場合副守護神は変わる。また死後副守護神はしばらく憑っている場合もあるが、結局は離れる。再生のときその人に憑く副守護神は必ずなんらかの因縁がある。

 副守護神は人間が動物霊になったのや、その土地にいた狐とか狸とか、いくらか因縁のあるものが副守護神になる。決してでたらめではない。なんらかの繋がりがあるのである。生まれる子供が霊的階級の低いときは低い霊がつく。それは祖先の罪穢の多少による。罪の多いのは低いとその低さに相当した副霊がつく。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p327」 昭和26年05月20日