--当年三歳の女の子(Y)生後一〇カ月ごろ脳膜炎を患い当時医療にて固めました。小さいときには気づきませんでしたが、いまは口がきけず耳も聞こえません。頭の働きなどふつうの子供と変わりません。この子の伯父は発狂して死亡しており、またこの子の兄は、生後八〇日ごろ脳膜炎で死亡し、その弟も生後四五日ごろやっぱり脳膜炎の症状で死亡しております。以前死亡している人たちとなにか関係がありましょうか。また治癒するものでしょうか。浄霊は約三カ月間くらい受けており、その間汽車の音などに振りむくようなこと二、三回あります。今年三月には、屏風観音様および光明如来様をお迎えさしていただいております。
これは脳膜炎のとき、氷冷などで毒素を固めたため、脳の機能が働かなくなったのであるから、気長に浄霊すれば、必ず治るものである。勿論首のまわり、肩の塊りもよく溶かすことである。また霊的関係というよりも、遺伝性である。できるだけ運動させるようにすると、浄化が発るから早く治るのである。
「『地上天国』二十三号、岡田茂吉全集講話篇第五巻p」 昭和26年04月25日