昭和二十五年十月十五日 地天17 「叡智の光」 (16)

〔 質問者 〕三重県A町の信者O・Hさん(夫婦とも入信)の本年一歳の長男は生まれつき頭髪および身体全体が真っ白で、目は兎の目のように真っ赤でございますが、実は二四年一月母親が妊娠六カ月のとき、他家より白兎の料理したのをもらい、スキ焼にして食べたそうでございますが、その兎となにか霊的な関係がございましょうか。ほかに思い当たることもございませんが、いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。

 無論、兎の霊の憑依である。しかしそうなるのは、親の罪穢のためであるから、両親とも熱心に信仰をし、一人でも多く人を助けて徳を積めば、育つに従って、ふつう人間のようになるものである。

「『地上天国』十七号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年10月15日