昭和二十四年五月三十日 講話(35) 光録08

〔 質問者 〕念被観音力、念被観音行、念被観音心の関連についてお伺い申し上げます。

 これはね、心が元で、観音心ができれば観音行ができる。観音行ができれば、従って力、観音力が発揮されるんです。祝詞には逆の順になってますね。しかしこれはいいんです。仏のほうは逆ですからね。体が先ですから。ところが神様のほうは霊が先であり、心が根本なんです。それから自然に行いが決まるんですよ。心と行いが一致しなければいけません。心言行一致って言ってね、心と言葉と行いが一致するのが本当なんです。

「『御光話録』八号、岡田茂吉全集講話篇第二巻」 昭和24年05月30日