〔 質問者 〕ある信者、四歳の児を養女にやり、五歳のとき死亡いたしました。母が非常に不憫がっておるうちに妊娠し、女児を産みました。この子は今年四歳ですが、誕生ごろよりひきつけを起すようになり、ひきつけのあとすぐ続いて寒気をし、目を開いたまま痙攣を起こし、始終ピクピクしております。これは霊的でしょうか、また痙攣のときの御浄霊箇所をお教えください。
死亡した児の霊が憑依するのだ。母親がその児に対する執着のため、子の霊は引きつけられて行く所へ行けず、母によばれるため、憑依するのである。ひきつけは、一種の癲癇である。その際前頭部を浄霊して祝詞を奏げてやればよい。光明如来様をお祀りしてよくお願いすれば必ず治癒する。
「『地上天国』十四号、岡田茂吉全集講話篇第三巻」 昭和25年03月20日