昭和二十四年四月二十日 講話(1) 地天03 「妙智之光」

 〔 質問者 〕米、野菜のごときも生命があるわけで、それを人間が食うことは生命を奪うことになると思います。一種の罪ではないでしょうか。

【 明主様 】これは罪と言うべきほどのものではない。米などは人間必須の食物として神様から与えられたものであるから生物の生命とは異う。

 宇宙一切のものは人間のために存在するのであるから、いかなるものでも人間のために役立たしむべきが本当である。動物を食うことは一種の小さい罪にはなるが、供養してやればよい。その中でも特に鶏、鰻の類はぜひそうすべきである。よく鰻屋と鳥屋は良くないと言うがそれは供養を怠るからである。

「『地上天国』三号, 岡田茂吉全集講話篇第三巻p17」 昭和24年04月20日