昭和二十五年二月二十八日 講話(30) 光録17

〔 質問者 〕私の地方では土地特有の風土病があり、土地では「カタヤマ病」と言い……

 へえ、まるで社会党みたいですね。(笑声)
  

〔 質問者 〕……他村から縁づいてきますとこの病気にかかり、若者でも衰弱して老人のようになってしまいますので、他の土地の人は怖れて入りません。医師は水中に存在する細菌のためだとも申しますが未だ原因不明です。これはどういうわけでしょうか。

 これは他の土地の人がそこへ入るのを嫌がる霊の仕業で、前の龍神みたいに博愛精神のない、頑固な霊なんです。たいてい龍神ですがね。しかし、これも決して長くは続かない、一時的なもんですよ。一、二度そういうことがあると、怖れてそうなるものと決めてしまうんですが、こんな間違ったことは長く続くもんじゃないから、もう大丈夫でしょう。ひどいのになると、胡瓜だとか茄子だとか、特殊の野菜を作らない農村がありますよ。こんなのは一時的なことなんです。根本はね、間違ったことは決して長く続くもんじゃないってことなんですよ。

「『御光話録』十七号、岡田茂吉全集講話篇第二巻p」 昭和25年02月28日